本郷中学校 算数の頻出分野(2017〜2026年度・24回分の集計)

本郷中学校の算数24回分(第1回10回分・第2回8回分・第3回6回分)について、全問解説を制作する過程で確認した全24回・計125大問の構成を分野別に集計しました。どの分野から演習するかを決める判断材料として使えます。

出題の骨格は毎回ほぼ固定

集計した24回すべてで、大問1が計算(平均2問)、大問2が小問集合(平均6.0問)で始まり、その後に応用大問が平均3.2題並びます。応用大問の分野は次の表のとおり偏りがはっきりしています。

応用大問の分野別出題回数

分野出題回数(24回中)大問数小問数
速さ・グラフ23回23題68問
立体図形21回21題58問
数の性質13回14題48問
平面図形8回10題37問
場合の数・論理6回6題16問
割合・文章題3回3題10問

大問1の計算・大問2の小問集合を除いた応用大問だけを数えています。分野名の対応は各分野の出題一覧に原文のまま掲載しています。

頻出分野を実際の解説で確認する

2026年度3回分の全問解説を無料で公開しています。頻出の速さ・グラフと立方体の切断がどう出題されるか、紙面で確認できます。

速さ・グラフ(23回に出題)

第1回では10回中10回、第2回では8回中7回、第3回では6回中6回に出題されています。

距離・差・面積などをグラフから読み取る大問がほぼ毎回置かれます。傾きを速さや変化量へ言い換える練習と、グラフの折れ目で何が起きたかを言葉にする練習が最短の対策です。

立体図形(21回に出題)

第1回では10回中8回、第2回では8回中8回、第3回では6回中5回に出題されています。

立方体の切断が繰り返し出題されるほか、回転体・共通部分・投影が並びます。切断面の作図手順(同一面上の2点を結ぶ・平行な面の切り口は平行)を手が覚えるまで反復します。

数の性質(13回に出題)

第1回では10回中4回、第2回では8回中4回、第3回では6回中5回に出題されています。

倍数・数表・周期・暗号型の操作など、実験して規則を見つける大問です。小さい数で試して表に整理する初動を固定すると、誘導小問の正答率が安定します。

平面図形(8回に出題)

第1回では10回中2回、第2回では8回中6回、第3回では6回中0回に出題されています。

求積・角度に加えて、点の移動や敷き詰めと組み合わせた出題が入ります。相似比と面積比の変換、円とおうぎ形の複合図形の分解が中心です。

場合の数・論理(6回に出題)

第1回では10回中4回、第2回では8回中1回、第3回では6回中1回に出題されています。

数え上げは漏れ・重複を防ぐ書き出しの型(樹形図・表・対称性)が問われます。ゲームや論理型は、最後の状態から逆にたどる調べ方が有効な問題が続いています。

割合・文章題(3回に出題)

第1回では10回中1回、第2回では8回中0回、第3回では6回中2回に出題されています。

出題は多くありませんが、切り捨て・四捨五入の範囲を扱う問題など、条件整理の丁寧さで差がつく大問として置かれます。

集計の方法

  • 対象は2017〜2026年度のうち、当サイトが全問解説を制作した24回分です。
  • 分野名は各回の解説教材に掲載している大問構成表の文言をそのまま使い、集計用の大分類だけを付与しています。
  • 各回の受験者数・正答率・平均点は学校公表データに基づき、年度別の正答率と対策の各ページに掲載しています。