中学受験 算数 · 速さ

旅人算の問題24問と解き方

出会いは速さの和、追いつきは速さの差。
「2人の間隔が1分で何m変わるか」から考えます。

出会い・追いつきから、池の周り・折り返し・休憩の応用まで24問。すべての問題に途中式と検算を掲載しています。速さの基本を学んだ小学生向けで、問6・23では比や和と差を使います。

全問無料・登録不要。問題編と解説編を分けたPDFです。

旅人算の公式と、和・差を使う理由

旅人算は、2人の動きから時間・道のり・速さを求める問題です。まず距離の単位をm、速さを分速などにそろえます。そのうえで、2人が同時に動き始める時点の間隔を調べます。

状況時間の求め方
向かい合って出会うはじめの間隔 ÷ 速さの和
同じ向きに進み、後ろの速い人が追いつくはじめの間隔 ÷ 速さの差
池の同じ地点から反対向きに同時出発し、再び出会う1周の長さ ÷ 速さの和
池の同じ地点から同じ向きに同時出発し、1周多く進んで追いつく1周の長さ ÷ 速さの差

向かい合う2人が1分でそれぞれ72m、84m進むと、間隔は156m縮まります。同じ向きなら、後ろの人が100m進む間に前の人も70m進むため、縮まる間隔は30mです。公式の和と差は、この1分間の変化を表しています。

同じ向きでも、後ろの人が相手より速くなければ追いつきません。休憩や折り返しがあるときは、その前後で分けて計算します。

旅人算の練習問題24問

最初は問1・7・13・14で、出会いと追いつきの違いを確認します。解けたら各章を順に進み、最後に問19〜24の条件が変わる問題へ進んでください。すべて当サイトのオリジナル問題です。

1. 出会いと単位

1 向かい合って出会う

1560m離れたP地点とQ地点から、Aさんは分速72m、Bさんは分速84mで、相手の出発地点に向かって同時に歩き始めます。出発してから何分後に出会いますか。

答えと解説を読む

1分間にAさんが72m、Bさんが84m進むので、2人の間隔は72+84=156(m)ずつ縮まります。

はじめの間隔1560mが0mになるまでの時間は、1560÷156=10(分)です。

2人の間隔
出発時1560m
1分後1404m
10分後0m

答え:10分後

検算:Aさんは72×10=720m、Bさんは84×10=840m進みます。720+840=1560mで、2人の道のりの合計がPとQの間の距離と一致します。

向かい合って近づくときは、2人が進んだ分を足します。

2 出会う時刻から距離を求める

P地点とQ地点から、Aさんは分速65m、Bさんは分速85mで、向かい合って同時に出発しました。12分後に出会ったとき、PとQの間は何mですか。

答えと解説を読む

1分間に2人が進む道のりの合計は、65+85=150(m)です。

12分間の合計は150×12=1800(m)。これがPとQの間の距離です。

12分間の道のり
A65×12=780m
B85×12=1020m

答え:1800m

検算:Aさんの道のり780mと、Bさんの道のり1020mを足すと1800mです。

出会うまでに2人が通った道をつなぐと、はじめの2地点間になります。

3 もう1人の速さ

2100m離れた2地点からAさんとBさんが向かい合って同時に出発し、14分後に出会いました。Aさんの速さが分速90mのとき、Bさんの速さは分速何mですか。

答えと解説を読む

2人合わせて1分間に2100÷14=150(m)ずつ間隔を縮めています。

そのうちAさんの分が90mなので、Bさんの速さは150-90=60(m/分)です。

速さ1分間に進む距離
AとBの合計150m
A90m
B60m

答え:分速60m

検算:90×14+60×14=1260+840=2100mです。

距離を時間で割って分かるのは、まず2人の速さの合計です。

4 時速を分速にそろえる

2.7km離れた2地点から、Aさんは時速4.2km、Bさんは時速4.8kmで、向かい合って同時に歩き始めます。何分後に出会いますか。

答えと解説を読む

2.7km=2700m。Aさんの速さは4200÷60=70(m/分)、Bさんは4800÷60=80(m/分)です。

1分間に70+80=150(m)近づくので、2700÷150=18(分)です。

元の単位そろえた単位
2.7km2700m
時速4.2km分速70m
時速4.8km分速80m

答え:18分後

検算:時速のままなら2.7÷(4.2+4.8)=0.3時間。0.3×60=18分になります。

時間の答えを分で求めるなら、距離をm、速さをm/分にそろえると扱いやすくなります。

5 片方が遅れて向かい合う

PとQの間は1680mです。AさんがPからQへ分速60mで出発し、その8分後にBさんがQからPへ分速90mで出発しました。Bさんが出発してから何分後に出会いますか。

答えと解説を読む

Bさんが出発するまでに、Aさんは60×8=480(m)進んでいます。その時点の間隔は1680-480=1200(m)です。

Bさんの出発後は1分に60+90=150(m)近づきます。1200÷150=8(分)です。

時点Aが進んだ距離/残る間隔
Bの出発時480m/1200m
出会った時960m/0m

答え:Bさんの出発から8分後

検算:Aさんは合計16分で960m、Bさんは8分で720m。合計1680mです。

求められた時間の起点はBさんの出発です。先に進んだ8分を答えに足しません。

6 速さの比から2人の速さ

1960m離れた2地点からAさんとBさんが向かい合って同時に出発し、14分後に出会いました。AさんとBさんの速さの比が3:4のとき、2人の速さをそれぞれ分速で求めなさい。

答えと解説を読む

2人の速さの合計は1960÷14=140(m/分)です。

比の合計は3+4=7なので、比の1に当たる速さは140÷7=20(m/分)。Aさんは20×3=60、Bさんは20×4=80(m/分)です。

比/速さ
A3/分速60m
B4/分速80m

答え:A:分速60m、B:分速80m

検算:速さの比60:80=3:4、道のりの合計(60+80)×14=1960mです。

同じ時間に進むときは、道のりの比も速さの比と同じです。

2. 追いつきと出発時刻

7 前にいる人を追いかける

BさんはAさんの360m前を分速60mで歩いています。Aさんが分速90mで同じ向きに進むと、何分後にBさんに追いつきますか。

答えと解説を読む

1分後にはAさんが90m進む間にBさんも60m進むため、間隔は90-60=30(m)縮まります。

360mの間隔を縮めるには360÷30=12(分)かかります。

出発後2人の間隔
0分360m
1分330m
12分0m

答え:12分後

検算:Aさんの道のり1080mから、Bさんの道のり720mを引くと、初めの間隔360mになります。

同じ向きに進むときは、相手が進んだ分を差し引きます。

8 後から出発して追いつく

Bさんが家から分速70mで歩き始めました。その6分後に、Aさんが同じ家から分速100mで、Bさんと同じ道を追いかけます。Aさんが出発してから何分後に追いつきますか。

答えと解説を読む

Aさんが出発したとき、Bさんは70×6=420(m)先にいます。

Aさんは1分間に100-70=30(m)ずつ間隔を縮めるので、420÷30=14(分)後に追いつきます。

Aさんが出発してからの間隔
出発時420m
1分後390m
14分後0m

答え:Aさんの出発から14分後

検算:Aさんは100×14=1400m。Bさんは先に歩いた6分を含めて70×(6+14)=1400m。同じ位置になります。

6分の出発時刻の差を、そのまま速さの差で割ることはできません。まず距離の差に直します。

9 追いつく時間から速さ

分速55mで歩くBさんは、Aさんの450m前にいます。Aさんが同じ向きに一定の速さで進むと、15分後に追いつきました。Aさんの速さは分速何mですか。

答えと解説を読む

450mの間隔が15分でなくなるので、速さの差は450÷15=30(m/分)です。

AさんはBさんより分速30m速いため、55+30=85(m/分)です。

内容分速
B55m
速さの差30m
A85m

答え:分速85m

検算:85×15-55×15=1275-825=450mです。

間隔÷時間で求まる30は、Aさん自身の速さではありません。

10 時速の追いつき

Bさんは時速3.6kmで歩いています。その300m後ろからAさんが時速4.8kmで同じ向きに進みます。AさんがBさんに追いつくまで何分かかりますか。

答えと解説を読む

Bさんは3600÷60=60(m/分)、Aさんは4800÷60=80(m/分)です。

速さの差は80-60=20(m/分)。300÷20=15(分)かかります。

時速/分速
A4.8km/80m
B3.6km/60m

答え:15分

検算:15分でAさんは1200m、Bさんは900m進み、その差は300mです。

300mを時速1.2kmで直接割らず、距離と速さの単位をそろえます。

11 追いついた時計の時刻

Bさんは午前8時に家を出て分速60mで歩き始めました。Aさんは午前8時10分に同じ家を出て、分速100mで同じ道を追いかけます。追いつく時刻は午前何時何分ですか。

答えと解説を読む

Aさんが出発した時点の間隔は60×10=600(m)です。

速さの差100-60=40(m/分)より、追いつくまで600÷40=15(分)です。

午前8時10分の15分後なので、午前8時25分です。

出発/歩いた時間
B8時00分/25分
A8時10分/15分

答え:午前8時25分

検算:Bさんは25分で1500m、Aさんは15分で1500m進みます。

何分後かと、時計が何時何分を指すかを区別します。

12 出発時刻を逆に求める

Bさんは午前9時に家を出て分速60mで歩いています。後から同じ家を出たAさんが分速90mで追いかけ、午前9時30分に追いつきました。Aさんが出発したのは午前何時何分ですか。

答えと解説を読む

Bさんは30分歩いたので、追いついた場所は家から60×30=1800(m)です。

Aさんが1800mを進む時間は1800÷90=20(分)です。

追いついた午前9時30分から20分戻すと、午前9時10分になります。

同じ1800mを進む時間
B30分
A20分

答え:午前9時10分

検算:出発時の間隔は60×10=600m。速さの差30m/分で20分追いかけると600m縮まります。

追いついたときの位置が同じことから、先に道のりを求められます。

3. 池の周り

13 池を反対向きに回る

1周960mの池の周りを、Aさんは分速60m、Bさんは分速100mで、同じ地点から反対向きに同時に歩き始めます。出発後、初めて再び出会うのは何分後ですか。

答えと解説を読む

反対向きに歩く2人が初めて再び出会うまでに、2人の進んだ道のりを合わせるとちょうど1周分になります。

1分間に合わせて60+100=160(m)進むので、960÷160=6(分)です。

進んだ道のりの合計(1周960m)
出発時0m
3分後480m
6分後960m

答え:6分後

検算:Aさん360m、Bさん600mで、合計は1周分の960mです。

出発時に同じ場所にいることは『出発後の出会い』の回数には含めません。

14 池を同じ向きに回る

1周1200mの池の周りを、Aさんは分速90m、Bさんは分速60mで、同じ地点から同じ向きに同時に出発します。Aさんが1周多く進んで初めてBさんに追いつくのは何分後ですか。

答えと解説を読む

同じ向きに同時出発した2人が再び重なるには、AさんがBさんより1周分多く進む必要があります。

1分間に90-60=30(m)ずつ道のりの差が増えるので、1200÷30=40(分)です。

40分間の道のり
A3600m=3周
B2400m=2周

答え:40分後

検算:Aさんは3600mで3周、Bさんは2400mで2周。ともに出発地点に戻っています。

初めに間隔が0mでも答えは0分ではありません。『1周多く進む』という条件を使います。

15 出会う間隔から池の長さ

池の周りをAさんが分速70m、Bさんが分速80mで反対向きに歩き続けています。ある場所で出会ってから、次に出会うまで12分かかりました。池の周りは何mですか。

答えと解説を読む

1回出会った場所から次に出会うまでに、2人の道のりの合計は1周分になります。

1分間の合計は70+80=150(m)。12分間で150×12=1800(m)です。

次に出会うまでの道のり
A840m
B960m

答え:1800m

検算:12分間でAさん840m、Bさん960m。合わせて1800mです。

出会う場所が毎回同じでなくても、連続する出会いの間に合計1周進みます。

16 3回目に出会う時刻

1周1440mの池の同じ地点から、Aさんは分速80m、Bさんは分速100mで反対向きに同時に出発します。出発時を数えず、3回目に出会うのは出発から何分後ですか。

答えと解説を読む

出会う間隔は1440÷(80+100)=8(分)です。

出発後の出会いは8分後、16分後、24分後なので、3回目は24分後です。

出会う回数出発からの時間
1回目8分
2回目16分
3回目24分

答え:24分後

検算:24分間の道のりの合計は180×24=4320mで、1440mの3周分です。

回数を数えるときは、出発時を含めるかどうかを問題文で確かめます。

17 追いつくまでの道のり

1周1260mのコースを、Aさんは分速105m、Bさんは分速70mで、同じ地点から同じ向きに同時に出発します。Aさんが初めて1周多く進んでBさんに追いつくまで、Aさんは何m進みますか。

答えと解説を読む

1分間に増える道のりの差は105-70=35(m)です。1周分の差がつくまで1260÷35=36(分)かかります。

Aさんが36分間に進む道のりは105×36=3780(m)です。

36分間の道のり
A3780m
B2520m
1260m

答え:3780m

検算:Bさんは70×36=2520m。3780-2520=1260mで、道のりの差が1周分です。

1周1260mは2人の道のりの差であり、Aさん自身の道のりではありません。

18 違う地点から同じ向きに進む

1周1200mの池で、同じ進行方向に沿ってAさんの300m先にBさんがいます。Aさんは分速80m、Bさんは分速60mで同時に歩き始めます。Aさんが初めてBさんに追いつくのは何分後ですか。

答えと解説を読む

今回は初めの間隔が進行方向に沿って300mあります。1分間に縮まる間隔は80-60=20(m)です。

300÷20=15(分)で初めて追いつきます。

出発後前にいるBまでの間隔
0分300m
15分0m

答え:15分後

検算:Aさんは1200m、Bさんは900m進みます。Aの出発地点から測るとBも300+900=1200mの位置です。

初めの位置が違う場合、初めて追いつくまでに1周分の差をつけるとは限りません。

4. 折り返しと休憩

19 両端で折り返して2回目に出会う

PとQの間は900mです。AさんはPから分速90m、BさんはQから分速60mで同時に出発し、PとQの間を往復します。端に着くと休まず折り返します。2回目に出会うのは出発から何分後ですか。

答えと解説を読む

初めの出会いは900÷(90+60)=6(分)後です。Aさんは10分後にQ、Bさんは15分後にPへ着きます。

15分後、AさんはQから5分戻っているので、Pから900-90×5=450(m)の位置にいます。BさんはPで折り返したところです。

そこから向かい合うので450÷150=3(分)後に出会います。出発から15+3=18(分)後です。

出発後Pからの位置:A/B
10分900m/300m
15分450m/0m
18分180m/180m

答え:18分後

検算:18分後のAの位置はPから180m。BもPで折り返して3分進んだ180mの位置です。10〜15分の間隔は600mから450mへ縮むだけなので、その間に出会ってはいません。

折り返すたびに進行方向が変わります。時点を区切って位置を確かめます。

20 速い人が折り返して出会う

PとQの間は900mです。Aさんは分速90m、Bさんは分速60mで、PからQへ同時に出発します。AさんはQに着くとすぐPへ折り返します。歩き続けるBさんと出発後に初めて出会うのは何分後ですか。

答えと解説を読む

AさんがQに着くのは900÷90=10(分)後。その時BさんはPから60×10=600(m)の位置なので、間隔は300mです。

Aさんの折り返し後は向かい合って進みます。300÷(90+60)=2(分)後に出会います。

出発からの時間は10+2=12(分)です。

出発後Pからの位置:A/B
10分900m/600m
12分720m/720m

答え:12分後

検算:AさんはQから180m戻り、Pから720mの位置。Bさんも60×12=720mの位置です。

折り返す前は速さの差、折り返した後は速さの和で間隔が変わります。

21 追いかける人が途中で休む

BさんはAさんの240m前を分速60mで歩いています。Aさんは分速100mで同じ向きに追いかけ、4分歩いたところで2分間止まり、その後は分速100mで進み続けます。Aさんが追いかけ始めてから何分後にBさんに追いつきますか。

答えと解説を読む

初めの4分で間隔は(100-60)×4=160(m)縮まり、240-160=80(m)になります。まだ追いついていません。

Aさんが2分止まる間にBさんは60×2=120(m)進むので、間隔は80+120=200(m)へ広がります。

再び歩き始めてから追いつくまで200÷(100-60)=5(分)。休憩を含めた時間は4+2+5=11(分)です。

休憩中は間隔が広がる
0分後240m
4分後80m
6分後200m
11分後0m

答え:追いかけ始めてから11分後

検算:Aさんは休憩を除く9分で900m進みます。Bさんの位置は初めの240mに60×11=660mを足した900mです。

休憩の間も相手は動き続けます。初めの追いつく時間に休憩時間を足すだけでは求まりません。

22 向かい合う途中で片方が休む

1920m離れた2地点からAさんとBさんが向かい合って同時に出発します。2人とも分速80mです。Aさんだけが出発5分後から4分間止まり、その後また分速80mで歩きます。Bさんは止まりません。出発から何分後に出会いますか。

答えと解説を読む

初めの5分で2人合わせて160×5=800(m)進み、間隔は1920-800=1120(m)になります。

Aさんの休憩4分間にはBさんだけが80×4=320(m)進み、間隔は1120-320=800(m)です。

再出発後は800÷160=5(分)で出会います。合計5+4+5=14(分)後です。

出発後2人の間隔
5分1120m
9分800m
14分0m

答え:14分後

検算:Aさんは10分で800m、Bさんは14分で1120m進み、合計1920mです。

両方が動く区間と片方だけが動く区間で、間隔の変わり方を分けます。

23 2つの条件から速さを求める

1周1800mの池の同じ地点からAさんとBさんが反対向きに同時に出発すると、12分後に初めて再び出会います。同じ地点から同じ向きに同時に出発した場合は、Aさんが60分後に初めて1周多く進んでBさんに追いつきます。2人の速さはどちらの場合も一定で同じです。それぞれ分速何mですか。

答えと解説を読む

反対向きの条件から、速さの和は1800÷12=150(m/分)です。同じ向きの条件から、速さの差は1800÷60=30(m/分)です。

和150から差30を引いた120は、遅いBさんの速さ2人分です。Bさんは120÷2=60(m/分)。

Aさんは60+30=90(m/分)です。

条件分かること
反対向きで12分速さの和150m/分
同じ向きで60分速さの差30m/分

答え:A:分速90m、B:分速60m

検算:(90+60)×12=1800m、(90-60)×60=1800m。両方の条件を満たします。

和と差が分かれば、線分をそろえる和差算で2人の速さを求められます。

24 出発の遅れと休憩を合わせる

PとQの間は2400mです。AさんはPからQへ分速100mで出発し、6分歩いてから4分間止まり、その後また分速100mで歩きます。BさんはAさんの最初の出発から8分後にQを出て、Pへ分速60mで歩き続けます。Aさんの最初の出発から何分何秒後に出会いますか。

答えと解説を読む

Aさんの再出発は最初の出発から10分後。この時点でAさんは100×6=600(m)、Bさんは60×(10-8)=120(m)進んでいます。

再出発時の間隔は2400-600-120=1680(m)。2人は1分間に100+60=160(m)ずつ近づきます。

1680÷160=10.5(分)なので、最初の出発から10+10.5=20.5(分)後です。0.5分=30秒より、20分30秒後です。

Aの最初の出発後A/Bの道のり
8分600m/0m
10分600m/120m
20分30秒1650m/750m

答え:20分30秒後

検算:Aさんは休憩を除いた16.5分で1650m、Bさんは12.5分で750m。合計2400mです。

2人がともに動き始める時点を選び、その時点の位置を確定すると条件を整理できます。

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旅人算で間違いやすい3つの点

「誰が出発してから何分後か」をそろえる

問8では、BさんはAさんより6分長く歩いています。Aさんの出発から14分後に追いつくので、Bさんの出発からは20分後です。両方に同じ時間を掛けると、先に進んだ道のりが抜けます。

池の周りでも、いつも1周の長さを使うわけではない

同じ地点から同時に出発する条件と、初めから300m離れている条件では、最初に追いつくまでに縮める間隔が違います。反対向きなら速さの和、同じ向きなら差、という判断に加えて、はじめの位置を確かめます。

休んだ時間を最後に足すだけでは解けない

問21で休憩がなければ240÷40=6分で追いつきます。しかし、休憩2分を足した8分では答えになりません。止まっている間にBさんが120m先へ進むため、その道のりを追いつく計算に含める必要があります。

作問・解説:中学受験hub編集部(Boson) · 公開・更新:2026年9月24日 · 内容の訂正について